宝塚歌劇団月組トップスター月城かなとと、トップ娘役の海乃美月が1日、本拠地・宝塚大劇場で新春鏡開きを行った。コロナ禍のため、3年ぶりの開催。300人のファンを前に乾杯し、あいさつした。
月城は「新年の始めに皆さまにお会いできること、この鏡開きを、本当に楽しみにしてまいりました」と思わず笑顔。昨年の正月公演は、月城のトップ御披露目だっただけに「ちょうど1年前の今日は、月組の新しい始まりを迎えられるありがたさを感じて過ごしていました」と振り返った。そのうえで「昨年はまだまだ油断のできない1年ではございましたが、組の仲間とより一層心のつながりや、作品をつくる上での絆が深まった1年だった」とした。今年は「またマスクの下の皆さまの笑顔に早くお会いできることを、心から願っております」と呼びかけた。