実業家のひろゆきこと西村博之氏が7月19日のツイッターで、現在テレビのワイドショーなどを騒がせている旧統一協会の報道に関して持論を述べた。
ひろゆき氏は「テレビ局が統一教会報道に及び腰だった理由」として、「2016年 高市早苗総務相『番組内容が中立でなければ放送局に対して「電波停止」を命じる事が出来る』と発言」「テレビ局は統一教会に関わりのある高市氏のご機嫌を損ねないように行動」「当初、テレビ局は統一教会の名前を出さないように現場に通達」といった一連の流れをツイートした。
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自民党の高市早苗氏が旧統一教会と関わりがあるため、テレビ局側が“忖度”を働かせたのではないかとひろゆき氏は言いたいのだろう。高市氏の「電波停止」発言も実際にあったものである。
これには、ネット上で「ひろゆきさんの指摘通りですね。メディアや政治に政治家、宗教団体、大企業、さまざま力ある業界団体、なんとか…..いろんな会などが圧力、影響を与えているかを監査したり対応できる独立した機関や法律を作った方がいいと思います」「矢面に立って切り込んでくれるのは有り難いけど、大丈夫か?ひろゆきの身辺が心配になってくるわ」といった声が聞かれた。
一方で、並べられる情報の解釈に飛躍があるとして、「ひろゆきさん、どこからの情報ですか? ちゃんと調べてから発信しないと」「無理やりすぎるのでは」「情報ソースはどこでしょう」といった疑問の声も相次いだ。
ひろゆき氏は同日の別ツイートで、「高市早苗さんは統一教会のイベントに祝電を送ってたりもしてます」などと状況証拠を提示。「高市さんが『統一教会は規制すべき』と言って頂けたら認識を改めて謝ります。期待してます」とツイートした。さらに、ひろゆき氏は作家の百田尚樹氏の「政治家はたとえ儀礼であろうと統一教会などという怪しげな新興宗教の団体に関わってはいけない」というツイートにも、「『政治家が統一教会に応援されても問題ない』とか『祝電を送るのは問題ない』とか言う人は、政治家の信用度を使って勧誘をして犠牲者を増やしてる事実が見えない頭の悪い人と統一教会の信者ぐらいだと思います」と同意の姿勢を示すなど批判姿勢を強めている。
ひろゆき氏のまさかの爆弾発言が、どのような影響をもたらすのかは気になるところだ。