4人組ロックバンド・sumikaのボーカル、片岡健太(36)が10日、埼玉県内で著書「凡者の合奏」(KADOKAWA)の出版記念イベントを行った。
バンド名に「住処(すみか)のような場所になりたい」との思いを込め、ドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」の主題歌などを手掛ける新鋭。著書では半生を振り返り、2015年に体調不良で活動休止した当時などについて踏み込んで書いている。
全国ツアーの真っただ中だった1月から3カ月半かけ、芥川賞作家のピース・又吉直樹(42)に相談するなどして執筆。遠征先のホテルや移動の新幹線で原稿を書き上げ「骨組みを作ってくれたのが又吉さん。チートを使って、助けてもらった」と振り返った。