ダービーですから当然のように豪華なメンバーで、鞍上もてんこ盛りです。そして、全員が無茶してでも勝ちに行く。確かにジオグリフも強いですが、ダービーは殺気立ったレースでもあり、いつもとは違う駆け引きが繰り広げられて、誰に対しても勝つ気でいますから、騎手もピリピリしています。
この舞台で平常心で騎乗できる人はいないと思いますから、あの手この手をイメージしている筈で、そうなるとどうしてもジオグリフに勝つ戦法を考えて騎乗する事になりますから、最後の直線でジオグリフに差されないようにペースを落としておく方法か、ギリギリのところで差す形にしたいパターンに分かれると思います。長い直線ならドウデュースとマテンロウオリオンが、一か八かで後方待機からの最も馬場の良いところでスパートしてくると思いますが、展開はレースが始まった後に決まります。
持っているスピードがジオグリフの方が速くても、走る場所が変わればそれを凌ぐスピードを出せるし、後方待機なら体力を温存出来ますから、ゴール前で差し切れる計算もありでしょう。そして、その両者の間にいるのがイクイノックスと話題のオニャンコポン。前が速い展開になれば、ドウデュースとマテンロウオリオンのチャンスが大きくなりますが、遅い展開だと出番がなくなってしまいますので、どちらの展開でも勝負が出来るようにするなら、今回は中段にいるメンバーの方が臨機応変に対処出来ると思います。
無難なのはイクイノックスで、先週も大外のC.ルメール騎手が差し切りましたので同じイメージで騎乗してくるとなると、イクイノックスの後ろを追走しているオニャンコポンに勝利の女神が微笑む可能性は十分あると思いますので、馬券は展開で分けて勝負です。行け、オニャンコポン!
ワイドBOX 7、18、15
ワイドBOX 13、10、9
ワイドBOX 12、5、1