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『元彼の遺言状』劇画タッチの演出が大不評「あれ何なの?」「2時間ドラマでよかった」

『元彼の遺言状』フジテレビ公式サイトより
『元彼の遺言状』フジテレビ公式サイトより

 4月18日に『元彼の遺言状』(フジテレビ系)第2話が放送された。あっさりとタイトルを回収し解決したことで、「2時間ドラマで十分だった」「演出下手なの?」との声が続出している。

 同ドラマの主人公は、綾瀬はるか(37)演じる敏腕弁護士の剣持麗子。ある日、大学時代の元彼・森川栄治(生田斗真・37)が「全財産は僕を殺した犯人に相続させる」と奇妙な遺言を残して亡くなったと知らせを受ける。そこで、大学時代の先輩で栄治の別荘の管理人をしていた篠田敬太郎(大泉洋・49)と組み、篠田を“殺人犯”に仕立て上げることで150億円の遺産を山分けする計画を立てるのだった。

 そんな中、残された暗号から「し」「の」「だ」「を」「た」「の」「ん」「だ」と、自分だけに残された遺言を見つけた麗子。その後、麗子は森川家の別荘に関係者を集め、犯人の推理をしながらも篠田を犯人にしたほうが森川家にとっても都合がいいと持ちかける。そのとき、ペットであるバッカスの獣医師の堂上圭(野間口徹・48)が「僕が殺した」と名乗り出て、別れた妻と栄治が不倫していたことが殺害の動機だと告白する……というのが第2話のストーリーだった。

 長引くと思われた栄治殺しの犯人があっさりと分かり、第2話にしてタイトルが回収されたことで視聴者からは「事件が2話で終わるなら2時間ドラマでよかったのに」「連ドラにするほどの内容か?」とツッコミの声が上がっている。

「2話でタイトルを回収するくらいなら初回を90分スペシャルにして第2話から新しいストーリーをはじめたほうがよかったかもしれません。というのも、第1話の時点で登場人物の多さやストーリーの複雑さについていけず脱落した視聴者がかなりの数いるようなんです。実際は、これからが麗子と篠田のバディの本領発揮となるようですが、一度脱落した視聴者を呼び戻すのは難しいかもしれませんね。まぁ、3話から見ても話にはついていけるでしょうが」(芸能ライター)

 また、CM前や後に時折挟まれる“劇画タッチ”のイラストについては「あの謎にイラスト調?絵画調?になるのがしっくりこない」「いちいちイラストになるのちょっとイラッとしてきたわ」「CMの度イラストになるのなんなん。で、キメ顔の2人でCM。またイラストと思ったらやらんのかい!なんの効果なの?」「シャッター音と共にイラスト調になる演出が個人的にはハマれない」とかなりの不評を集めている。

 今後は、原作にはないオリジナルストーリーもあるというが、果たして視聴者を惹きつけるような演出はあるだろうか。

参照元:https://dailynewsonline.jp/