俳優・堺雅人（４８）が２６日放送の日本テレビ系スペシャルドラマ「ダマせない男」（後９・００）に主演することが８日、分かった。堺のドラマ出演は２０２０年のＴＢＳ系「半沢直樹」以来で、“絶対に騙せない詐欺師”を演じ、門脇麦（２９）、広末涼子（４１）、生瀬勝久（６１）らが共演する。
本作はサラリーマンの絹咲正（堺）が、婚活パーティーで知り合った女詐欺師の浅香澪（門脇）に詐欺師に仕立て上げられた末に、１０億円詐欺計画に加担させられていくコメディードラマ。広末が１０億円詐欺計画のターゲットとなるリゾート会社社長役を演じる。
約１年半ぶりのドラマ出演で演じるのは、「半沢直樹」で見せた不正を暴く“強さ”のかけらもない、“超”がつくほどのお人よしな役柄。出演にあたり堺は「あまり人に見せたくない姿を見せてしまっているけれど、視聴者の皆さまに、その姿も見て楽しんでいただければと思います」と、照れも交えつつ意気込みを語った。
自身が演じる絹咲正については「変なやつだな、と思いました」と堺スマイル。詐欺師へと操られていく様を役者の役作りの過程となぞらえ、「手の内を全部バラしているようで、商売上、非常に厄介です。『ああ、この程度なのね、堺は』みたいになるんじゃないかと」と不安？も口にしつつ、視聴者の反応を心待ちにしていた。
堺雅人“絶対に騙せない詐欺師”「商売上、非常に厄介」半沢以来ドラマで主演
