活動10周年を迎えた乃木坂46のドキュメンタリームービー「10年の歩み」の完成披露試写会が2日、東京都内で行われ、年内をもってグループを卒業する生田絵梨花らメンバー4人が舞台あいさつを行ったことを、各メディアが報じた。
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記事によると、これまでの活動に密着した成長の記録で、リハーサルなど未公開映像を2時間半に凝縮。15日に発売される乃木坂初のベストアルバム「Time flies」の完全生産限定盤に収録されるという。
見どころについて生田は、「メンバーとふざけ合っているシーンです」とアピール。乃木坂について、「この10年でメンバーは入れ替わってるけど、柔らかくて熱くて負けず嫌いのカラーは受け継がれている」と話したという。
「すでに人気メンバーの白石麻衣、西野七瀬らが卒業し、生田も年内で卒業。渾身のベスト盤を発売するタイミングはここしかなかったが、このCDが売れない時代に、一体どこまで売り上げを伸ばすのかが注目される」(レコード会社関係者)
乃木坂といえば、もともと、結成時はすでに人気グループになっていたアイドルグループ・AKB48の「公式ライバル」として結成された。
時がたち、次第にAKBは人気メンバーが卒業を重ね、乃木坂の人気は急上昇。今やすっかり人気は逆転してしまっただけに、ベストアルバムの売り上げ対決が注目されるという。
「AKBも10周年の2015年にベストアルバム『0と1の間』を発売。当時の勢いからして、ミリオン達成は確実かと思いきや75万枚ほどにとどまった。当時は毎年開催されていた総選挙の応募券付きのシングルに比べると、購買意欲をあおらなかったのも伸び悩んだ理由。しかし、今回、乃木坂は最も高額な完全生産限定版に特典映像を付けているので、枚数よりも売り上げの金額に勝負をかけたのかもしれない」(芸能記者)
発売後のCDランキングの発表が注目される。