女優・清原果耶が主演を務める朝ドラ「おかえりモネ」(NHK)の10月6日に放送された第103話で、ヒロイン百音(清原)と妹・未知(蒔田彩珠)とのシーンが反響を呼び、「みーちゃん」がツイッターのトレンド入りを果たした。
宮城県気仙沼の亀島に生まれたヒロイン永浦百音が、やがて気象予報士の資格を取って故郷の役に立ちたいと奮闘するこの物語。第103話では、妹・未知が東京で研究すべきか、それとも実家のカキの養殖場を継ぐべきか、進展のない亮(永瀬廉)との関係にも悩み、姉の百音に本音をぶつけるのだった。
本当は東京で研究したいのではないかと気遣う百音に「じゃあ何、お姉ちゃんがおじいちゃんのカキ継ぐ?」「継げる?」突っかかる未知。さらに仕事も恋愛も順調な姉に「全部持ってんじゃん。私の気持ちなんかわかるわけない」と言い放つも「聞くから、全部。思っていること全部言って。言ってほしい」と百音に言われ「わかんないのは私だよ。私、何を選んだらいいの? 研究? うちの仕事? 亮くん? ごめん、ダメなの。もう頭ん中ぐちゃぐちゃ」と思いがあふれるシーンに「ブラックみーちゃん出てきちゃったけど気持ちよくわかる」「そろそろみーちゃんが報われてほしい」「みーちゃんはいつまでたってもお子ちゃまだなー」「いずれ義兄になる菅波先生に相談しましょう」などのコメントもネット上に書き込まれた。
さらに、ヒロイン百音を相手に圧巻の演技を見せる蒔田の熱演ぶりも話題を呼んでいる。
「蒔田は2017年に映画『三度目の殺人』、2018年に『万引き家族』といった是枝裕和監督作品に出演。2020年に河瀬直美監督の映画『朝が来る』で映画賞を総なめするなど、その演技力は折り紙つき。土屋太鳳や高畑充希をはじめ、ヒロインの妹役を演じてやがてヒロインを演じるケースはよくあり、今回のヒロイン役・清原も2019年の朝ドラ『なつぞら』でヒロインの妹役を演じています。あの演技力なら、いずれ朝ドラヒロインを演じる可能性も十分にあります」(女性誌記者)
ネクスト“朝ドラヒロイン”に名乗りを上げた蒔田彩珠。最後まで目が離せない。