タレントのアンミカ(49)が、13日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に生出演し、夫のセオドール・ミラー氏(50)が経営する会社の雇用調整助成金不正受給疑惑について言及したものの、ネット上から呆れ声を集めている。
『週刊文春』によって報じられたこの問題。ミラー氏が経営しているイベント企画制作の会社で、社員の実際の勤務日数より少なく国に申請し、不正に受け取っていたという疑惑で、元社員からの告発によって発覚。この雇用調整助成金不正受給が事実かつ悪質だと判断された場合には、刑事告発の可能性もあるという。
この疑惑が明らかになって以降、はじめて月曜レギュラーを務める『バイキング』に出演したアンミカだが、番組冒頭、MCの坂上忍(54)が「アンミカの周りも騒々しいって聞きましたけど、どうなんですか?」と笑いながら言及。これにアンミカは「本当にお騒がせしております」と頭を下げ、「夫の『文春』の助成金の不正受給疑惑報道なんですけども、助成金の」と話した。
また、進行の伊藤利尋アナウンサー(49)は、「会社側は取材に対し、『雇用調整助成金、政府の定めたルールにのっとり正しく受給しています』と。『こうした上で、現在社内において事実関係の調査をしています』といった回答です」と補足。アンミカは、「夫の会社のことなのでちょっと詳細は把握できていないんですけど」としつつも、「もちろん、あってはならないことですので、疑惑払拭すべく、きちんと調査、訂正していただきたいと思ってます」と笑顔を見せた。
しかし、この発言に視聴者からは、「これまで疑惑段階であれこれ糾弾してたくせに…」「他人に厳しく、身内にゲロ甘」「他人のことなら調査中でも文句言ってたのに」といった厳しい声が集まっている。
「今回の騒動はあくまで夫の経営する会社への疑惑で、共同経営者でもなんでもないアンミカには実際にはなんの関係のない話。とはいえ、これまで番組ではさまざまな“疑惑”を扱い、アンミカをはじめとする出演者は厳しい言葉を投げかけ、事態を詳細に説明するよう求め続けていました。それが一転、自分のこととなると笑顔で『詳細は把握できていない』
『きちんと調査、訂正していただきたい』レベルの話で終わらせたことに厳しい声が集まってしまったようです」(芸能ライター)
果たして、その調査結果を『バイキング』が扱うことはあるのだろうか。