6月1日放送の『マツコの知らない世界』（TBS系）は、久しぶりの総集編。「ヲタ活スペシャル」と銘打ち、これまで登場したさまざまなジャンルの「オタク」たちが登場したが、「もうネタがなく、マンネリなのでは？」と厳しい声が飛んでいる。
今回の総集編ではバター、サンリオ、カレーパン、バラ、苔、床と、6ジャンルのマニアたちを振り返るという構成。ただ過去の放送回を編集しているのではなく、最新の情報を追加していたが、どうしても「再放送」の印象は否めない。
ここ最近こそ同番組では新たに収録されたものを順調に放送していたが、今年1月から3月にかけては緊急事態宣言の発令もあり、総集編のオンパレードだった。今回も緊急事態宣言発令中でなかなか撮影できない事情はうかがえるが、度重なる総集編の放送に、視聴者からは「知らない世界、また総集編かよ。ネタ切れなんじゃ…」「総集編って言っているけど、これ要は再放送だよね」と厳しい声が飛ぶことに。また、MCのマツコ・デラックス（48）がぎっくり腰になり、体調が思わしくなかったことから「マツコ、忙しすぎて疲れているんじゃ…」という声も目立った。
「『ヲタ活スペシャル』と言っていますが、そもそも『知らない世界』は多様なジャンルのオタクが登場する番組。特定の放送回を“ヲタ活”とまとめることに、無理があると言う視聴者も少なくありませんでした」（芸能ライター）
厳しい声が飛ぶ一方で、2018年に「バラの世界」に登場した案内人・元木はるみさん（58）のその後に注目が集まった。放送当時、区画整理によってバラ園がなくなることを寂しがっていた元木さんだが、3年が経過した今、新しい住宅で元気にバラを育てていることが判明。生き生きと新しいバラを育ててヲタ活を楽しんでいる案内人を見て「14年かけて育てた素晴らしいバラのお庭を、区画整理で更地にされた元木はるみさんの続報が、今夜の『マツコの知らない世界』で！ 移植できたバラちゃんたちが美しく咲いてる様子に涙出ました」「マツコの知らない世界、バラ好きの人のお庭のその後、ちょっと気になってたから知れて嬉しい」「マツコの知らない世界、バラのお庭の方のその後が気になっていたけど、また綺麗に咲かせていらっしゃるようでほっとしました」など、ほっこりする声も多く見られた。
再放送に対して厳しい意見も集まるものの、ひとつの道を極めつくすスペシャリストたちを視聴者はあたたかく見守っているようだ。
参照元：https://dailynewsonline.jp/
