4月25日に初回オンエアを迎えたドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)。16年ぶりの続編とあって、何かと話題を集めている同作だが、中でもファンから期待されているのが〝卒業生〟の登場だ。
現在放送されているシリーズには、前作で東大進学を目指していた水野直美役の長澤まさみがレギュラー出演。母の看病で受験に失敗したが、その後一浪で東大に合格、弁護士となって阿部寛演じる桜木建二と、東大合格者を出すべく指導に奔走している。
当初、卒業生から出演すると告知されていたのは長澤のみ。しかし1話の前半、前作にも出演していた紗栄子が、同じ役でサプライズ登場したのだ。大人になった今も友人関係にあるというこの設定・演出にファンは大喜び。SNSは大いに盛り上がり、他の〝卒業生〟出演にも期待がかかることとなった。
「当時はいずれも駆け出しの若手でしたが、前作の俳優陣は、長澤、紗栄子、山下智久、新垣結衣、小池徹平、中尾明慶といずれも今ではビッグネーム。1話の紗栄子レベルの短時間・友情出演でも、大きな話題と注目を集められるのは言うまでもありません」(芸能ライター)
出演できるのは小物だけ?ただ、これだけ大物になった今では、彼らの起用自体が難しそうなもの。今後、マシンガンのように続々と旧キャストを出すことは、現実的に考えると不透明なものがある。
「紗栄子は卒業生の中で1番の暇人。社長業やプロデュース業には勤しんでいますが、芸能活動はさっぱりで、スケジュール確保も容易だったはずです。次いで暇なのが中尾ですが、先日新型コロナ感染が発覚し、しばらく身動きが取れなくなってしまった。まぁ、撮影はあと3カ月近くあるので、順調に回復すれば後半には出られそうですが。小池は舞台が重なって多忙の予定でしたが、幸か不幸か緊急事態宣言での休演が決定。友情出演となれば短時間ですし、もしかしたら可能性があるかもしれません」(週刊誌記者)
他方、卒業生の中でも特に大物となった2人は望み薄らしく…。
「山下は当時と事務所が違う唯一の生徒役ですが、再放送されているので権利関係はクリア済み。本人もインスタグラムで『ドラゴン桜』について頻繁に言及するなど、ハードルは特になさそうです。しかし現実的には、卒業生の中でも特に大物になった山下と新垣は、ちょっとやそっとじゃ出てくれないでしょうね。他局ではありますが、2014年に『HERO』(フジテレビ系)が13年ぶりの連ドラとなった時に似ているかと。というのも同作品、前作主要キャストの勝村政信と大塚寧々がゲスト出演、松たか子も翌年の劇場版に出ていたのですが、阿部のみ同じく主要キャストにもかかわらず出なかったのです。これは、1作目から阿部が大物になりすぎたため、スケジュールや〝格〟の問題から実現しなかったと言われています」(芸能ライター)
もし前作の生徒6人が揃い踏みすれば、ドラマ史に残る名場面となりそうだが…。
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