4月10日に放送された『HEY! HEY! NEO』(フジテレビ系)の視聴者が、この日の出演者だった『NiziU』とそのファンに怒りをぶつけた。
同日の出演アーティストは、「NiziU」に『EXILE』『欅坂46』『JO1』『DISH//』『Novelbright』『HiHi Jets&美 少年』『マカロニえんぴつ』の計8組。いずれもオタク向けなグループで、熱心なファンが多いラインナップだ。「NiziU」はそのトップバッターを飾り、MC『ダウンタウン』の2人とトークを繰り広げていく。
若い女性を中心に大人気の「NiziU」とあって、その扱いは〝メインゲスト〟といったところ。特技などでメンバー1人ひとりの個性が掘り下げられた他、『HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP』(同系)時代からの恒例である、ピン芸人・AMEMIYAの「『NiziU』に捧げる歌」も披露される。
さらには、スタジオに「NiziU」ファンの芸能人たちが登場し、彼女たちのシンボルでもある「なわとびダンス」での対決企画も。冒頭から長時間かけてクローズアップされ続け、その放送時間は2時間枠中の50分ほどにも及んだのだった。
『NiziU』人気にあやかった構成だったが…1組で約半分ほどの時間を割いたとあり、残りの7組はかなりの駆け足で放送されることに。しかし、当然ながら7組のファンとしては納得がいかない配分で、ネット上には不満が漏れ始める。
ここに「NiziU」のアンチも加わり、ネット上は荒れ模様。
《NiziUの尺長すぎて他のグループ5分とかや…》
《なんでここまでNiziUばっか優遇するの?》
《NiziU、30分くらい尺貰えてたからえ櫻坂も30分間見れるん!って期待してたら10分くらいで終わった。え?》
《出演するアーティストの尺の長さは平等にしてほしい》
《NiziUの尺が他のアーティストより異常に長かった》
《こんなのやるくらいなら欅坂見せろや!》など、多くの意見があがっている。
「もはや説明するまでもありませんが、『NiziU』は昨年の結成・デビュー以来、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を博している大人気グループ。その人気に照らし合わせれば、長い時間を割くのは当然の構成でしょう。予告スポットも〝『ダウンタウン』と『NiziU』が初共演!〟とその期待を煽るものばかりでしたから、むしろ大々的に扱わなければ『予告詐欺』と批判されたのでは」(制作会社関係者)
人気者はどんどん優遇され、不人気だと活躍の場すら与えられない…これも格差社会を象徴するスパイラルか。
参照元:https://dailynewsonline.jp/