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木村拓哉が断った米制作の「超話題作」に代わりに抜擢された“国際俳優”

木村拓哉が断った米制作の「超話題作」に代わりに抜擢された“国際俳優”

 俳優・木村拓哉アメリカ制作の大作ドラマシリーズの主演オファーを泣く泣く断っていたという。「女性自身」が4月6日、その経緯を報じている。

 同誌は「木村拓哉 米国伝説ドラマ初主演『3年目の挫折』」と題した記事を配信。3年ほど前から、イギリス小説を原作としたドラマ「将軍 SHOGUN」の主演オファーが木村に舞い込んでいたというのだ。

 17世紀の日本を舞台とする同作。1980年にも米NBCにより制作され、最高視聴率36.9%を記録する人気ぶりとなり、当時の戦国大名の主演役は三船敏郎が演じていた。同誌によれば、「ネクスト三船」との期待がかかった木村は撮影開始に向けて気合が入っていたというが、コロナ禍によってその撮影スケジュールが大幅にズレ込むことに。最終的に、国内での仕事のオファーを溜め込む木村サイドが日程の調整困難に陥ったことで、泣く泣く出演を断念する運びとなったようだ。

 10話構成の大作となるため、撮影期間は1年に及ぶと同誌。ジャニーズ事務所では今も稼ぎ頭として君臨し、国内のドラマや映画で大忙しの木村にとって、いくら世界的な作品とはいえ、1年の拘束期間は長過ぎるという判断だったのかもしれない。

アメリカをはじめ、ヨーロッパやアジアでも放送予定だというまさに世界規模となる超大作の主演の座をあきらめた木村。同誌も『無念の思いでしょう』と綴っていますが、木村が断った役について『代役は浅野忠信さんで調整中と聞きました』と関係者の証言を添えており、世間からは『浅野忠信でよかった』『浅野さんのほうが断然適役!』『木村の全米進出は無理でしょ』などの声が数多く寄せられています。木村にとっては辛辣な反応が出てしまった理由として、浅野の流暢な英語力を挙げるものや、木村に比べて“よりアジアンテイストなルックス”を持つ点などがアメリカではウケがいいのではないかとも指摘されています」(テレビ誌ライター)

 グローバルなブレイクにつながるかもしれない絶好のチャンスを逃した木村だが、それだけ国内での高い需要をキープし続けている証拠でもあると言えるのかもしれない。