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「青天を衝け」で圧倒的な存在感!原日出子が脱いでいた“伝説のカレンダー”

「青天を衝け」で圧倒的な存在感!原日出子が脱いでいた“伝説のカレンダー”

 NHK大河ドラマ「青天を衝け」で草なぎ剛演じる徳川慶喜の母・富美宮を演じているのが原日出子。1981年放送のNHK朝ドラ「本日も晴天なり」のヒロインでもあり、清純派のイメージが強いが、完脱ぎカレンダーを出していたのをご存じだろうか?

 原がマッパになったのは1983年版のカレンダー。グラビア誌編集者が言う。

「1970年代後半から1980年代中頃まで、酒造メーカーが人気女優を起用し、こぞってノベルティカレンダーを発行していました。景気がいい時代で広告費が潤沢で、ギャラも破格。撮影は当時の一流カメラマンが担当し、芸術的価値も高く、オークションでは今も高値で取引されています。原のカレンダーも見方によってはアーティスティックな作品で、複数のページで釣鐘型のバストを披露しており、透けた素材の上着からバストの頂が完全に透けているものも。黒い透けるレースを着用したショットでは、尖ったポッチが見え隠れしています。その他にも、上半身マッパに真っ赤な羽のマフラーのみという姿にもそそられますね」

 売り出したばかり人気女優が惜しげもなく完脱ぎするのは、当時の映画界の常識に理由があったようだ。

「今でこそ朝ドラヒロインは人気女優の道が約束されたポジションですが、80年代初期は朝ドラ女優が通常のドラマ・映画に出演するには高い壁がありました。映画には男女の激しい艶シーンがあるのが当たり前で、役を射止めるにはマッパも辞さない覚悟が必要だったのです。名取裕子もカレンダーをきっかけに大女優へ飛躍。原もそれ以降、とぎれなくドラマ、映画に出演しています。完脱ぎカレンダーは人気女優の地位を築くためのスプリングボードだったのです」(前出・グラビア誌編集者)

 そのような経緯を経て大物女優としての今に至る原。大河「青天を衝け」での圧倒的な存在感にも納得がいくというものだ。