スタッフを気遣って涙を流した名シーンは瞬く間に拡散。美談として取り上げられたが、ある新事実が浮上すると野田クリスタルの体調を気遣う声も…。
9月15日放送の「水曜日のダウンタウン」で取り上げたのは「強い意志があれば寝た後の身体もコントロールできる説」。被験者は、タライにつながったヒモを握った状態で入眠。手を離せば真上からタライが落下するという仕掛けの中で、睡眠中にどれだけ手の力をキープできるかを競うという内容だった。脳波の専門家がチェックしているため、ウソ寝は許されない。
そんな条件のもと、安田大サーカスの団長安田が睡眠に入って17分32秒、サンシャイン池崎は41分12秒でタライを落下させた。3人目のオードリー・春日は6時間経っても眠ることができず、失格となった。
最後の挑戦者がマヂカルラブリー・野田クリスタル。眠れずに失格となるのを避けるべく、「寝酒」としてウイスキーをガブ飲み。結果、眠ることはできたが、入眠直後にヒモを強く引っ張ってタライが落ちるというアクシデントに見舞われた。
目を覚ました野田はなお泥酔状態で、「恥っず…」「でもダウンタウンさんの番ごみ（組）かぁ、しょうがねえ」「松ちゃん見てるからなぁ」「相当寝るしゅん（寸）前ですね」と不可解な言葉を連発。さらに「寝るまでねお…飲もうと思ったんすよ」と語った直後に号泣。口に手を当てて「もうやめてください」「やめてみんな撮らないで」と哀願したのだった。
「番組では『みんなが帰れないと思って…』を連発。どうやらスタッフを早く帰そうと、飲めないお酒をむりやり流し込んでも、なんとかして早く眠りにつこうとしたようです。『みんなもこれで帰れるならいいです』と涙ながらに語ったシーンは、視聴者の心に響いたようで、野田さんの人柄を絶賛するツイートが相次ぎました。『水ダウ』には珍しく感動モノの名場面として語り継がれそうです」（エンタメ誌ライター）
今回、「水ダウ」の号泣事件がオンエアされた翌日、9月16日深夜放送のラジオ番組「マヂカルラブリーのオールナイトニッポン」（ニッポン放送）で新事実が明らかにされた。
「相方の村上さんが調べたところ、『水ダウ』の収録が行われた日は、2回目のワクチン接種を終えた後で、大宮の劇場の仕事も休んでいた様子。野田さんもようやく思い出して、『そうだ。日中はその日だけ寝てたんですよ』と語っていました。多忙を極めるマヂカルラブリーだけに、スタッフの間でも疲れているから寝るだろう、という空気を感じ取っていたとか。しかし、皮肉にもワクチン接種後の休養明けだったので、体調は万全。ウイスキーをどれだけ飲んだかよく覚えてないそうですが、厚労省のホームページにはワクチン接種後の飲酒について『過度の飲酒は避けた方がいいでしょう』と警鐘を鳴らしています。
このことを知っていたとしたら、まさに捨て身の危険行為だったと言っていいでしょう」（前出・エンタメ誌ライター）
ワクチン接種の禁忌を破ってまで、スタッフを早く帰らせようとした野田クリスタル。業界好感度の爆上げの勢いにのって、10月2日のキングオブコント2021決勝に臨んでほしい。
「水ダウ」号泣事件に新事実！野田クリスタルの飲酒行為が危険視されたワケ
